I2PL治療で使用するキセノンランプには「デュアルモードフィルター」という有害な短波長域と長波長域の両方を除去するフィルターがついています。
特に水分に吸収されやすい950~1200nmという波長をカットすることにより、熱傷のリスクを大幅に低減しています。従来のIPLにはこの機能がなかったため、ヤケドのリスクを下げるために冷却装置が必要でしたが、光エネルギーを打ち消す方向に働くので、治療効果も下がってしまいます。
ノーリスでは冷却装置が不要になり、しみのもと=メラニン、赤みのもと=ヘモグロビン、キメの改善効果=真皮層の細胞、この全てへのより効果的なエネルギー伝達を実現しています。I2PL治療は、単波長のレーザーと違って光の波長域が広く、メラニン疾患だけでなく赤みに対する効果も期待できます。
さらに熱作用によって真皮表層のコラーゲン量を増加させる変化も期待できます。