赤ら顔(酒さ)

赤ら顔(酒さ)

「メイクでも隠しきれない頬の赤みが気になる」「小鼻まわりの赤みが気になる」そんなお悩みをお持ちではありませんか?千代田区神田にある神田鈴木皮膚科では、赤ら顔(酒さ)の症状に応じて、保険診療はもちろん、自費診療も行っています。自費診療では、集中的に治したい濃い赤みにはVビーム、広範囲の赤みや敏感肌にはノーリスと、症状別に最適な治療法を選択することで、患者さまお一人おひとりに合わせた、効果的な赤ら顔治療を行っています。

赤ら顔(酒さ)とは

赤ら

赤ら顔(酒さ)は、顔面中央部を中心に慢性的な赤みや血管拡張、ほてりなどが生じる皮膚疾患で、特に30代以降の女性に多く見られます。しかし近年では、マスク着用による肌への刺激や、ストレス社会の影響により、20代の若年層や男性の患者様も増加傾向にあります。

酒さは単純な肌トラブルではなく、進行性の慢性炎症性疾患として位置づけられています。初期には一時的な顔の赤みから始まりますが、適切な治療を行わないと、持続的な赤み、血管の拡張、皮膚の肥厚へと進行していきます。

赤ら顔(酒さ)の原因

「なぜ私の顔だけこんなに赤みが出るのでしょうか」という患者様からの質問を多く受けます。酒さの発症には、遺伝的要因と環境要因が複雑に関与しています。遺伝的背景として、皮膚のバリア機能の脆弱性や、血管の反応性の亢進、免疫システムの過剰反応などが挙げられます。実際、家族に酒さの方がいる場合、発症リスクが3〜4倍高くなることが報告されています。

また、顔面の毛細血管が構造的に拡張しやすい体質や、皮膚常在菌であるデモデックス(毛包虫)の異常増殖、さらには消化管のヘリコバクター・ピロリ菌感染との関連も指摘されています。環境要因としては、紫外線暴露、急激な温度変化、アルコールや香辛料の摂取、精神的ストレス、不適切なスキンケア製品の使用などが酒さを悪化させる誘因となります。

特にビジネスマンの方については、エアコンによる乾燥、パソコン作業による眼精疲労からの顔面の血流増加、仕事のストレスなど、複数の悪化要因が重なりやすい環境にあるため、神田鈴木皮膚科では、これらの要因を総合的に評価し、生活指導と併せて根本的な治療を行っています。

赤ら顔(酒さ)の症状

酒さの症状は個人差が大きく、赤みの程度や範囲も様々です。初期段階では、顔面中央部(頬、鼻、額、顎)に一時的な紅潮やほてりが現れ、温度変化や感情の変化で顔が赤くなりやすくなります。この時期の患者様は「お酒を飲んでいないのに酔っているように見られる」といった悩みを抱えています。

症状が進行すると、赤みが持続的になり、毛細血管の拡張が目立つようになります。特に鼻や頬に蜘蛛の巣状の血管(毛細血管拡張症)が見られるようになり、メイクでも隠しきれない状態になります。さらに進行すると、赤みに加えて炎症性の丘疹や膿疱が出現し、ニキビのような外観を呈します。しかし、ニキビとは異なり面皰(コメド)を伴わないのが特徴です。

重症例では、鼻の皮膚が肥厚して凹凸のある外観(鼻瘤)を呈したり、眼症状(充血、乾燥、痒み、異物感)を伴うこともあります。また、顔の赤みによる外見上の問題から、社交不安やうつ症状を発症するリスクも高く、早期の適切な治療介入が重要です。

神田鈴木皮膚科の赤ら顔(酒さ)治療

千代田区神田の神田鈴木皮膚科では、赤ら顔・酒さ治療において、症状のタイプと程度を正確に診断し、最も効果的な治療法を選択することを重視しています。特に当院の強みは、濃い赤みや太い血管にはVビーム、広範囲のぼんやりした赤みや敏感肌にはノーリスという、症状に応じた機器の使い分けにあります。

保険診療

保険診療では、酒さの基本的な治療として内服薬と外用薬を組み合わせて使用します。内服薬としては、テトラサイクリン系抗生物質(ミノサイクリン、ドキシサイクリン)を第一選択薬として処方します。これらの薬剤は、抗菌作用だけでなく、抗炎症作用や免疫調整作用も持ち、酒さの炎症を効果的に抑制します。標準的な治療期間は8〜12週間ですが、症状に応じて調整します。

外用薬では、メトロニダゾールを有効成分としたロゼックスゲルを使用し、局所の炎症を抑えます。また、体質改善を目的として漢方薬(黄連解毒湯、温清飲など)を併用することもあります。

自費診療

神田鈴木皮膚科の自費診療では、赤みのタイプ別に最適化された治療戦略により、短期間で確実な改善を目指します。

ノーリス - 広範囲の赤み・敏感肌に最適

ノーリスは、IPL(Intense Pulsed Light)技術を用いた最新の光治療器で、広範囲にぼんやりと広がる赤みや、敏感肌の方の赤ら顔治療に特に効果を発揮します。千代田区でノーリスを導入し、赤ら顔治療に特化した設定で施術を行っているクリニックは限られており、当院では豊富な症例経験を基に最適なパラメーター設定を行っています。

ノーリスの最大の特徴は、マイルドな光エネルギーで肌全体の赤みを均一に改善できる点です。敏感肌の方でも安心して受けられる優しい治療でありながら、継続することで着実に赤みが軽減されていきます。顔全体の微細な毛細血管に作用し、赤みの原因となる血管を徐々に目立たなくしていきます。また、同時にコラーゲンの生成も促進されるため、肌のキメが整い、全体的な肌質改善も期待できます。

Vビーム - 濃い赤み・太い血管に効果的

Vビームは、血管病変治療のゴールドスタンダードとされる色素レーザーで、集中的に治したい濃い赤みや、目立つ太い血管の治療に圧倒的な効果を発揮します。神田鈴木皮膚科では、最新型のVビームを導入し、痛みを最小限に抑えながら、治療を行っております。

Vビームは595nmの波長を持ち、赤血球中のヘモグロビンに選択的に吸収されることで、拡張した血管を確実に破壊します。特に、鼻や頬に見られる蜘蛛状血管腫や、くっきりと見える毛細血管拡張症には、1〜2回の治療で劇的な改善が見られることも少なくありません。濃い赤みや太い血管に対する効果は、他の治療法と比較して圧倒的に高く、「長年悩んでいた鼻の赤みが、たった数回の治療で改善した」という患者様の声も多く寄せられています。

神田鈴木皮膚科の最大の強みは、Vビームとノーリスを症状に応じて使い分ける、または併用することで、あらゆるタイプの赤ら顔に対応できる点です。例えば、頬全体の軽い赤みにはノーリスで優しくアプローチし、鼻の濃い赤みや太い血管にはVビームでピンポイント治療を行うなど、患者様一人ひとりに最適化された治療プランを提供しています。

 

初診時には、肌の状態を詳細に診察し、赤みのタイプ、血管の太さ、肌の敏感度などを総合的に評価します。その上で、まずは保険診療から開始し、症状の改善が見られない場合にはVビーム単独、ノーリス単独、または両者の併用など、最も効果的な治療方針をご提案します。

 

赤ら顔(酒さ)でお悩みの方へ、東京都千代田区の神田鈴木皮膚科では、症状に応じた最適な治療法の選択により、確実な改善を実現しています。Vビームとノーリス(IPL)の使い分けにより、どのようなタイプの赤ら顔にも対応可能です。神田エリアで赤ら顔・酒さの専門治療をお探しの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。豊富な治療実績と最新の医療機器により、あなたの赤みのない健康的な素肌を取り戻すお手伝いをいたします。

 

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