症状を悪化させる要因として、虫歯や扁桃腺の腫れといった病巣感染や金属アレルギーなどがあり、それらを取り除くと改善することもあります。そのような要因が見つからなければ、対症療法として外用剤の使用を検討します。かゆみが強かったり、新しい皮疹が次から次に出てくるような場合は強いステロイド軟膏を使用し、状態が改善するにつれて弱いステロイド軟膏や活性型ビタミンD3軟膏に変えていきます。また、皮疹がなかなか治まらない場合は、紫外線療法やミノマイシンといった薬剤の内服を行うこともあります。
また喫煙が悪化因子と言われていますので、禁煙も治療の1つになります。