皮膚に症状が出るウイルス感染症としてはイボ、ミズイボ、ヘルペスなどの皮膚に直接感染した場所に症状の出るものの他、はしか、風しん、水ぼうそうのような全身に発疹が出て、熱が出たりする重症のものもあります。
重症のものは伝染力が強く、肝臓の機能低下や肺炎などになることもあり、すぐに対応が必要になります。
また、それほど強い伝染性はなくても、アデノウィルスやコクサッキーウイルスなどの“かぜ”や“咽頭炎”の原因になるウイルスの感染で全身に赤い発疹が沢山出ることもあります。
じんましんやしっしんなど勘違いされることもあり、皮膚科専門医への受診が必要です。