黒褐色やうす茶色、肌色、大きさはほとんど5mm程度までのものが一般的です。
平坦なしみや、皮膚表面が隆起したものなど、形状は様々です。
ほくろには良性と悪性があり、5mm以上の大きさはメラノーマと呼ばれる皮膚がんの場合もあります。
ホクロのように見えても、皮膚がんであることがありますので、まずは自己判断せず皮膚科を受診し、本当にホクロかどうかの診断を受けて下さい。
ホクロを取るには①手術と②レーザー治療があります。
①手術は1回の治療で済みますが、手術後しばらく手術部位を濡らすことができないこと、傷あとが残ることが欠点です。
②最近開発された超短パルスレーザー(Qスイッチレーザー)では、色を持つホクロの部分だけを破壊するため、痕が残りにくいですが、数回施術を受ける必要があること、大型のホクロに短期間に何度も照射するとそこだけ白く色が抜けることがあること、盛り上がったホクロは平らにはならないことなどのデメリットがあります。
※②の治療法は保険適用外となります。
がん化を心配される場合は、外科的に取り除いたほうが安心でしょう。